杉江デザイン事務所

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お客様の事業・活動に寄り添うデザイン
2020/01/24

このたび法人化して株式会社マークラボ(märk lab inc.)を設立しました。
https://www.marklab.co.jp
 
「杉江デザイン事務所」で行っていた事業は今後、株式会社マークラボとして行って参ります。
 
<社名の由来>
markとはその名の通り記号・印などの意味がありますが、記号や印の本質は「誰かに何かを伝えること」です。
「デザインを通じて伝えることを探求する」という意志を込めて「märk lab」という名前にしました。
 
今後ともよろしくお願いいたします。

2019/11/15

・ハウス@ミキリハッシン(アパレルショップ)
の事例を追加しました。事例ページをご覧ください。

2019/04/09

・Cilk(ファッションブランド)
・KAMIYA ARCHITECTS(建築事務所)
・周年記念サービスLP
の事例を追加しました。事例ページをご覧ください。

2020/09/02

こんにちは、Hiromi Sugieです。

こちらのblogを全然更新できていませんが、最近はnoteのほうにも記事を書いています。
よろしければ是非ご覧ください。

https://note.com/hiromisugie

2017/07/25

こんにちは、Hiromi Sugieです。

今日は、記事のご紹介です。

最近、よく読ませていただいているサイトがあります。「ベイジの日報」という、ベイジという制作会社さんのブログコーナーです。
内容的にも勉強になることが多いのですが、最近特に印象深かった記事をご紹介します。

すべての人が情報発信をすべき理由
https://goo.gl/buJhJJ

かいつまんで書くと、

  • ネットで情報発信をするために、必要なレベルというものはない
  • Aという業界・分野において10段階でレベル10の人の発信は、確かに全員に参考になる
  • しかし、レベル5の人の発信も、レベル5未満の人たちには役に立つ
  • たとえレベル1でも、これからAの分野を目指す人には貴重な情報になるし、見込みのある未経験者を探している採用担当者には有益である
  • 本を書くならば高いレベルが必要かもしれないが、たとえばレベル3の人がレベル2以下の人に届けることができる、これがインターネットの凄さである

みたいなことが書いてあります。詳しくは是非リンク先からご覧下さい。
(上記は前半の概要です、後半も面白かったです)

レベルで振り分けられないことも勿論ありますが、
「書くからには立派なものを書かないと…」
「こんなこと、人にとってはアタリマエ過ぎて偉そうに言えないのでは」
と足踏みしてしまいがちな自分にとってはハッとさせられる記事でした。

この記事のおかげで自分も少しずつブログを書き始められたと言っても過言ではありません。
飛ばし過ぎるとバテそうなので、焦らずコツコツと書いていこうと思います。

読んでいただきありがとうございました。

2017/07/21

こんにちは、Hiromi Sugieです。

ようやくデザインっぽい内容の記事を書きます。
このブログを読んでくださっているのは非デザイナーの方も多いと思いますが、そんな方にも興味を持ってもらえたら幸いです。

先日書いた「解像度を上げること」に関連して、僕が以前通っていた新宿私塾というタイポグラフィのスクールで教えていただいたスペーシング(=文字間調整)のトレーニング方法です。

新宿私塾とは

新宿私塾とは、朗文堂という出版社が主宰する、半年単位で開催されるタイポグラフィのスクールです。
「タイポグラフィ」とは元々は「活版印刷術」を表す言葉で、現在では「文字を大胆に使ったデザイン」や「文字そのものをデザインする」といったシーンなどでよく使われる言葉ですが、自分的にはもう少し広義に「文字を適切に扱うことで、意図したメッセージを正しく伝えること」と捉えています。

これまでデザインを体系的に学んでこなかった&絵を描けるわけでもない自分にとって、タイポグラフィは一つの光明というか、デザインを志す/デザインを学ぶ上で大きな軸になっていますし、新宿私塾で学べたことはとても貴重な経験になりました。

スペーシングの訓練について

詳細は省きますが、内容としては「minamimon」という単語をA4用紙に大きく印刷して1文字ずつカッターで切り離して、最適な文字間隔になるようピンセットで並べていくという訓練です。

※「最適な文字間隔」というのは、使用する書体や、デザインの意図により変わる可能性もあります。(「緊張感を高くしたい」場合は詰め気味になりますし、「ゆったりした雰囲気にしたい」場合は開け気味になります。ただしアルファベットの場合、小文字で文字間を開けすぎるのは読むリズムが崩れるので望ましく無い)
このトレーニングでの文字間隔は、小文字「m」の縦3本線(ステムと言います)の隙間の間隔を基準として、それぞれの文字が全て均等に並ぶよう調整をしていきます。
「m」を基準に均等に並べると言っても、「n」の中央にある余白は「m」よりも大きいですし「a」「o」など全然違う形の文字ももちろんあります。数値的にぴったり測れるものでは無いので、「人間の目で見て、どこかが開き過ぎたりくっつき過ぎたりしていない」という状態を見つけられるよう繰り返し訓練します。

当時のスキャンデータが残っていたので3枚ほど貼ります。
(作業途中の写真も撮っておけば良かった…)



間違えて同じ画像が3枚並んでいるのではありません。それぞれ別モノです。
「oの左右はあと髪の毛一本分空けるか…」
「nとaの距離が遠すぎる気がする…」
「あっ、こっちを動かしたらその横も直さないと…」
みたいなことをひたすら調整していきます。

やっていると段々よくわからなくなってくるのですが、先生がささっと直すと確実に良くなっていて、スペーシングの奥深さを感じたことを覚えています。

タイポグラフィにまつわるアレコレについては今後も書いていきたいと思いますが、今日はひとまずここまでとします。

読んでいただきありがとうございました。