初めまして、 Hiromi Sugie と申します。
杉江デザイン事務所のサイトにお越しいただきありがとうございます。
ここでは、日々の雑記やデザインについて考えていることなど、ざっくばらんに書いていきます。
文章を書き上げるのがなかなか苦手なのですが、できるだけ更新していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
第一回目の投稿ですので、簡単に自己紹介をさせていただきます。
出身は焼き物の産地、愛知県常滑市です。招き猫がたくさんいます。
高校卒業後に大学進学のため上京、たまたま大学に入る時に買ったノートパソコンがappleのiBookだったのと、当時所属していたサークルの先輩や友人の影響で、大学1年の時から独学でデザイン・映像制作を学びました。
大学卒業後は社内イベントや理念浸透などのインナーコミュニケーションを企画・運営する会社に就職して忙しくも充実した日々を過ごしていたのですが、やはりデザインの仕事がしたいという気持ちが膨らんでいき4年半ほど働いたところで退職し、縁あってその関連会社(映像制作会社)で業務委託という形でお仕事をしていくことになりました。
映像制作の会社なので当初は映像の仕事を中心にしていたのですが、「デザインもやります」と鼻息粗くアピールしていた甲斐あって、徐々にデザインの仕事も増えていきました。
この頃、WEB制作も独学で勉強しました。デザインをやっていると割と「あるある」だと思うのですが、「ホームページも作れないの?」と聞かれます。当時WEBのことは全然わからなかったのでお断りをしていたのですが、お世話になっている方に、「勉強がてらで良いから」という非常にありがたいお言葉をいただきました。そこで集中的にWEB制作の技術を身につけて、以降はWEBのお仕事もするようになりました。
その後タイポグラフィのスクールに通ったり友人デザイナーのWEB案件を一緒にやらせてもらったりしながら経験を積みつつ、上述の映像制作会社で取締役を務めさせていただいて会社の経営的な面や採用といったことまで関わることもしてきました。(大したことは全然できませんでしたが…)
一方、デザイン業務も幅が広がっていき、ポスターやパンフレット、ロゴデザインなど単体のデザインから、案件全体のクリエイティブディレクションをさせていただくようにもなっていきました。
そしてこの5月より、屋号を「杉江デザイン事務所」として活動していくこととなりました。
デザイナーとしてはかなり我流というか異質の道を歩んできたのですが、ある程度の社会人経験があるこそ、お客様のビジネスを理解したり経営的な観点から物事を考えたりといった、より事業に寄り添ったデザインをできるようになりたいと考えています。
尊敬するデザイナーである故・亀倉雄策氏の伝記にこんな一節があります。
いま日本で事業家の上をいくデザイナーが果たして何人いるだろうか。
〜中略〜
もっと事業家はデザイナーに近寄り、デザイナーは事業そのものに近寄るべきだ。
(「朱の記憶 亀倉雄策伝」 馬場 マコト著)
まだまだひよっこの身で亀倉雄策氏の言葉を引用するのも大変おこがましいのですが(でもこの言葉を残したのは氏が31歳頃のようです…汗)、
自分も、企業・団体・個人・商品などお客様の事業・活動そのものに寄り添い、本質的なデザインをできるよう頑張っていきたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。